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今医療界では大注目のオーラルフレイル

夏休み最終日ですね、宿題は終わりましたか?
副院長中山です。

以前のブログでも何度かご紹介しましたが、
お口とその周りの衰えが積み重ることをオーラルフレイルとよびます。
このオーラルフレイル、
最近になって、要介護や死因性の病気に発展していくことがわかり
今医療界では大注目されています。

老化=自然な衰えですが、
フレイルは生活習慣を原因とした改善可能な衰えです。
下記にオーラルフレイルの代表的な症状・状況をあげてみました。

・自分の歯が20本未満
・むせ
・滑舌の悪さ
・ドライマウス(唾液量の低下)
・柔らかいものばかり食べる 噛む力が弱い
・硬いものが噛みにくい

1つでも当てはまると、フレイルが始まっているとされ、
3つ以上では、れっきとしたオーラルフレイルといえます。

介護認定をうけていない高齢者2,000人の
お口の健康状態とその経過を調査してみたところ、
フレイルやサルコペニアになった方や、
介護認定を新たに受けた方、亡くなった方が
他の群に比べて約2倍多い結果となりました。

いわばオーラルフレイルは
近い未来に全身が衰えるというサインなのです。

オーラルフレイルのリスクを説明した表