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フレイル(身体の虚弱)のお話。

すっかり夏雲になり暑さも厳しくなって参りました。
お変わりありませんでしょうか、副院長中山です。

今日はフレイル(身体の虚弱)のお話です。

少し前にご来院いただいた80歳の患者様から、
「最近手が痺れて歯ブラシが上手くできない」というご相談をいただきました。

詳しくお話を聞いてみると、
そのストレスもあってか気持ちが沈み、
色んなことが億劫になってリハビリに行かない → 家に引きこもりがちに。
気づけば手の痺れも急に悪化しているような気がするとのこと…。

まさにフレイル(身体の虚弱)のサインです。

正しいブラッシングができず、
歯周病などで食べる・噛むといった口腔機能が衰えると、
食べることのストレスから栄養状態の悪化や、
そもそも他人と会話するのが億劫になってしまいます。

ほんの小さなきっかけではありますが、
御年配の方にとって、栄養バランスの乱れや人との関わりが減ってしまうことは、
やがては全身健康そして精神健康をも脅かしかねません。

歳をとればこんなもの…とあきらめずに、
健康への働きかけとして、
リハビリや歯のメンテナンスに出かけて、
ついでに人とたくさん話をしましょう!!

いつも皆様が健康で楽しい毎日を送れることを願っております。

おがた歯科のデンタルペーパー7月号